言論・表現の自由の回復を、改めて強く求める

ミャンマー情勢に対するWARTの思い

ミャンマーで国軍がクーデターを起こしてから1年半が経過してしまいました。今でも毎日、武力弾圧は続き、多くの人々がその犠牲となっています。また、直近では恣意的に拘束された民主活動家が、軍部によって処刑されました。これまで犠牲になられたすべての人々とその家族に哀悼の意を表します。

そうした武力弾圧の傍らで、言論・表現の自由も封じられています。一部の現地メディアやジャーナリスト等の報道関係者は、命の危険を承知で、今のミャンマーの様子を世界に伝えるべく、活動を続けています。日本では報道される機会が減っていますが、彼らのおかげで、我々はミャンマーの現状を知ることができています。

また若者達を中心に、軍の統治への試みに対して、抵抗の意思を表明する活動が続いています。ヤンゴンなどの都心部では、拘束されないよう短時間で抗議活動を行い、すぐに解散する「フラッシュモブ・デモ」形式で、彼らが軍部に対して抵抗の意思を訴えています。
7月30日には、「フレッシュモブ・デモ」を撮影していたとして、ドキュメンタリー映像作家の久保田 徹さんと、現地ミャンマー人3人が、軍の支配下にある警察当局に拘束される事件が発生しました。

この事件を通じて、軍部による厳しい言論弾圧や情報統制が続いているミャンマーが置かれた現状に改めて注目が集まりました。

今のミャンマーでは、軍部の考え方に異を唱えるような「表現者」は、軍部によって恣意的に拘束され、中には命を奪われてしまう人もいるのが現状です。厳しい環境下に置かれた多くの国民は、命を守るため表現を諦めざるを得なくなっているのが実態です。

徹底的な弾圧を続けるミャンマーの軍部に対して、これまで不当に拘束してきたすべてのミャンマー人、久保田徹さんを含む 全ての人々の即時解放と、言論・表現の自由の回復を、改めて強く求めます。

ミャンマーの人々の自由な表現が困難を極めている今、我々 WARTはミャンマー国内で表現が制限されているすべての人々に寄り添い、一コマ漫画やウェビナーや展示会等の機会を通じて、現状を伝えると共に、自由な表現の大切さを訴え続けていきます。

最後に、久保田さんが不当に逮捕されている事も含め、ミャンマーの人々の命・財産・平和・表現の自由を略奪するミャンマーの軍部の蛮行を、強く非難します。

2022年 8月 6日
自由と平和な表現活動を支援する「WART」

シサム工房 × WART × 募金箱プロジェクト

ミャンマー×クーデター×自由な表現

~若いアーティストを支える資金になります~

 WART活動に関心を持っていただき、ありがとうございます。
 ミャンマーでは2021年2月1日以降、軍のクーデターによって自由な表現どころか1,500人以上の尊い命が失われました。また、ジャーナリスト、作家、歌手、映画監督、俳優、モデルなど文化芸術関係者が不当に逮捕されています。
 一コマ漫画やイラストのサイトが封鎖されたり、削除されたりしています。軍という独裁者への抗議のサインである「三本指」の絵が見つかるだけでも強制的に連行されてしまいます。

 クーデター軍は小中高と大学を強制的に再開していますが、多くの学生はクーデターに反対の意思を表明し、ボイコットして通学していません。約15万人の教職員もクーデター直後から不服従運動(CDM)に参加し、軍に停職処分を受け、仕事を失ってしまいました。

 今回、集まった義援金でオンラインの絵画教室に通う「学生の絵の具代」や「通信費用」として支援する予定です。そのオンライン教室を開催しているのは不服従運動に参加した教員たちですので、教員たちへの支援にもつながります。
 みなさまの義援金によって「好きな絵を描いて自由に表現できるようになる人」がいます。

 引き続きよろしくお願いします。

感謝を込めて
WART

シサム工房( https://sisam.jp/

参考サイト

NHKアーカイブ

https://www.nhk.or.jp/special/myanmar/